アルトワークス生産終了でプレミア価格！NAのFグレードとの乗り比べ

アルトワークスが2021年末に生産終了して半年以上たちますが、値段が上昇して以降下がらないですね。

私も数ヶ月前に買い取りの見積もりを出して売却しましたが、168万円と新車価格(153万円)を上回る買取金額がでました。車屋はさらに上乗せして売るので状態の良いものは現在200万円を超えるものもでていると思います。

↑私の愛車でした

半年間乗りましたが、この車には軽自動車とは思えないほどの楽しさが詰まっています。

ワークスの加速感・シフトフィールがとにかく凄い！最近の軽自動車でトップクラスかな⁈

（現在コペンGRスポーツに乗ってますが、加速感とカチッと決まるシフトフィールはコペンより断然いいです）

ぜひMTで乗ってもらいたい一台である。

このワークスの後に少しの間、同じ型のHA36sアルトのＦグレードのＭＴに乗ってましたが、乗り比べると上記の加速感・シフトフィールがとにかく残念に感じます。まぁスポーツタイプと比べるものでもありませんが（笑）

もちろんNAはNAでいいところはあります。

（車体価格と燃費2〜3キロ差くらいですけど。。笑）

後はNAは足回りも柔らかく高速域では若干のふらつきがあります。それでもハイトワゴンに比べれば高さが低いので安定して走ることはできます。

ちなみにワークスは軽いながらもどっしりとした安定感がありました。タイヤサイズの違いもありそうではありますが。(ワークス15インチ・Fグレード13インチ)

加速はＮＡ(ターボなし)の軽の中では鋭い加速感はありますが、中速くらいからはやはり伸びにくいというか物足りないです。

法定速度くらいなら全く問題はありません。

ただ他にも気になるところというかここが正直1番気になりました。。

シフトの感覚もストロークがとても長くグニャグニャしていて、違和感があるというか正直気持ち悪いです。あの柔らかい感触が好きな方はごめんなさい(;´∀｀)

とにかくワークスでよく言われているシフトチェンジのカチカチ・スコスコ感がNAにはまるでありません。
ここが残念に感じた部分です。老若男女が乗る車なのであまり贅沢は言えませんが・・

(ＫＣテクニカからクイックシフトが出ていますので、シフトフィールはワークスと同等のものにはできます。あまりにも違和感があるので私は初日に注文をかけたくらいです。値段は税別78000円でした。)

ちなみに今までほかにNAのワゴンRや妻の1000ccのブーンを乗っていましたが、比べものにならないほどアルトワークスは速いです（笑）
正直同じ排気量660ccだからそんな速いわけないってなめてましたが、いい意味で裏切られました。

ちなみに2006年式のワゴンＲでしたが、車重も200㎏ほど重く加速が遅くて、ワークスの速さにビビりました！
そのくせワークスはターボ付きなのに実燃費は市街地15～16㎞/Lと悪くありません。
一般的な軽自動車の車体価格・維持費でこの楽しさ！他にはないと思います(GRコペン・S660はそもそも車体価格が高いんですよね。)
正直軽自動車に250万円以上出すなら、もう少し頑張ってロードスターや86・BRZなどを検討してもよさそう。

私はそれでもコペンGRスポーツを買いましたが笑

そういう意味でもアルトワークスは庶民の懐事情にもとても優しい車なのである（笑）

ここまでアルトワークスの魅力をお伝えしましたが、残念ながら生産終了したのが非常に惜しいところ・・
現行のアルトを見る限り、MTもなくハイブリッドよりなので、ワークスはあまり期待できないですね。

（噂は出てますが、あくまでも噂なので正直期待できません。）

仮に出たとしてもベースの車体が少し重く、高さもある車なので、HA36sアルトには正直劣りそう。
購入を悩んでいる方はいい状態のものを手に入れる最後のチャンスだと思います。

普通のHA36sNAアルトとの乗り比べての感想でしたが、運転が大好きな方にはぜひぜひおすすめしたい一台だと思いました。